組
組織
弘道会
/こうどうかい/
名古屋を本拠とする山口組最大の直系組織。六代目組長・司忍の出身組織として知られ、山口組の実権を握る。
概要
弘道会(こうどうかい)は、愛知県名古屋市を本拠地とする山口組の直系組織(じっけいそしき)。山口組の中でも最大規模を誇る一次組織であり、組長・**司忍(本名:篠田建市)**が六代目山口組組長に就任したことで、山口組の実権を握る組織として広く知られるようになった。
歴史
弘道会は愛知・東海地方を地盤に勢力を拡大した。1989年に司忍が会長(のち組長)に就任してから急成長し、東海・北陸から関東にかけての広大な縄張りを持つ規模となった。
全国展開
東海地方にとどまらず、関東・北陸・東北などへの勢力拡大を進めた。他の直系組織と比較しても傘下団体の数・資金力・構成員数ともに突出しているとされる。
司忍の就任と山口組内での台頭
1989年、司忍が会長に就任。司のカリスマと弘道会の組織力が合わさり、山口組直系の中で最も存在感を持つ組織となった。2005年に司が六代目山口組組長に就任したことで、弘道会は事実上の「山口組の中枢」と目されるようになる。
2015年分裂の引き金
六代目体制下での弘道会への利益・人事集中が、関西系組織の不満を蓄積させた。「東海系(弘道会)の一人勝ち」という不満が、2015年の神戸山口組分裂の大きな要因となった。
組織規模
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 本部 | 愛知県名古屋市 |
| 組長(現在) | 司忍(山口組組長と兼務) |
| 地盤 | 東海・北陸・関東の一部 |
| 推定規模 | 山口組直系最大規模 |
国際的制裁
米国財務省OFACは、2012年に山口組(および司忍)をSDN(特別指定国民)リストに指定した際、弘道会も実質的な対象組織として名指しした。EU制裁も同年に発動。