組織
山口組直系組織名古屋愛知司忍

弘道会

/こうどうかい/

名古屋を本拠とする山口組最大の直系組織。六代目組長・司忍の出身組織として知られ、山口組の実権を握る。

DATE: 2024/2/1

概要

弘道会(こうどうかい)は、愛知県名古屋市を本拠地とする山口組の直系組織(じっけいそしき)。山口組の中でも最大規模を誇る一次組織であり、組長・**司忍(本名:篠田建市)**が六代目山口組組長に就任したことで、山口組の実権を握る組織として広く知られるようになった。

歴史

弘道会は愛知・東海地方を地盤に勢力を拡大した。1989年に司忍が会長(のち組長)に就任してから急成長し、東海・北陸から関東にかけての広大な縄張りを持つ規模となった。

全国展開

東海地方にとどまらず、関東・北陸・東北などへの勢力拡大を進めた。他の直系組織と比較しても傘下団体の数・資金力・構成員数ともに突出しているとされる。

司忍の就任と山口組内での台頭

1989年、司忍が会長に就任。司のカリスマと弘道会の組織力が合わさり、山口組直系の中で最も存在感を持つ組織となった。2005年に司が六代目山口組組長に就任したことで、弘道会は事実上の「山口組の中枢」と目されるようになる。

2015年分裂の引き金

六代目体制下での弘道会への利益・人事集中が、関西系組織の不満を蓄積させた。「東海系(弘道会)の一人勝ち」という不満が、2015年の神戸山口組分裂の大きな要因となった。

組織規模

項目 内容
本部 愛知県名古屋市
組長(現在) 司忍(山口組組長と兼務)
地盤 東海・北陸・関東の一部
推定規模 山口組直系最大規模

国際的制裁

米国財務省OFACは、2012年に山口組(および司忍)をSDN(特別指定国民)リストに指定した際、弘道会も実質的な対象組織として名指しした。EU制裁も同年に発動。

関連項目

  • 山口組 — 上位組織
  • 司忍 — 弘道会組長・六代目山口組組長
  • 神戸山口組 — 弘道会への反発から生まれた分裂組織
  • 縄張り — 弘道会の広大な勢力圏