組
組織
山口組
/やまぐちぐみ/
日本最大の指定暴力団。1915年神戸で創設され、全国規模の勢力を持つ。構成員・準構成員数は国内最多。
概要
山口組(やまぐちぐみ)は、兵庫県神戸市を本拠地とする日本最大の指定暴力団である。構成員・準構成員の総数は国内全暴力団の半数以上を占めるとされ、全国47都道府県のほぼすべてに傘下組織を持つ。国際的にも「世界最大の犯罪組織のひとつ」として認知されており、米財務省の制裁対象にも指定されている。
歴史・由来
創設期(1915年〜)
1915年(大正4年)、山口春吉が神戸港の沖仲士(港湾労働者)を束ねる労務請負業を起こしたことが起源とされる。当初は港湾の組を取り仕切る労働組合的な性格を持っていた。
三代目体制による全国制覇(1960〜70年代)
1964年に三代目組長・田岡一雄のもとで急速に勢力を拡大。傘下に多くの組を吸収合併し、関西から全国へと縄張りを広げた。田岡時代は「任侠山口組」として映画・メディアにも取り上げられ、独特のカリスマ性で構成員をまとめた。
分裂と再編(2015年〜)
2015年、内部対立から傘下組織の一部が離脱し神戸山口組を結成。その後さらに**絆會(任侠山口組)**が分派するなど、組織の分裂が続いた。警察庁はこの分裂抗争を「特異な情勢」として警戒を強めた。
組織規模と構造
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 本部所在地 | 兵庫県神戸市灘区 |
| 代数(2024年) | 六代目 |
| 最高位 | 組長(総本部長) |
| 傘下組織 | 数十の直系組・数百の二次団体 |
| 推定構成員 | 約12,000人(準構成員含む) |
主な収入源(シノギ)
社会的影響
暴対法・暴排条例強化後は、銀行口座の開設・不動産契約・携帯電話契約が極めて困難となり、組織の資金調達力は著しく低下している。一方でサイバー犯罪・特殊詐欺など新たな資金源への転換も指摘される。