語
用語
会長
/かいちょう/
暴力団・ヤクザ組織において、組長(くみちょう)の上位または同等の地位を指す称号。広域組織のトップや最高顧問的な立場に使われることが多い。
概要
会長(かいちょう)は、ヤクザ・暴力団組織において、組長(くみちょう)よりも上位または同等の地位に置かれる場合の称号である。組織や文脈によって意味が異なり、以下のように使われる。
主な使用例
工藤会の場合
工藤会では:
- 総裁: 野村悟(のむらさとる)— 最高位
- 会長: 田上不美夫(たがみふみお)— 実働の最高責任者
このように「総裁」と「会長」が分離した二頭体制を取る組織もある。
住吉会の場合
住吉会では「会長」が組織のトップ称号として使われ、その下に各地の「組長」が配置されている。
役職の序列(例)
大規模な広域暴力団では以下のような序列が見られる(組織によって異なる):
| 役職 | 位置づけ |
|---|---|
| 総裁・会長 | 最高位 |
| 組長(親分) | 実質的な最高執行者 |
| 若頭 | ナンバー2、執行部のトップ |
| 本部長 | 組織運営の中枢 |
| 幹部(若衆頭など) | 中間管理職 |
| 組員(盃もらい) | 一般構成員 |
「会長」の格上感
「組長」よりも「会長」という肩書きを使うことで、より大きな組織のトップであることを示す場合がある。また現役を引退しながらも「会長」として実権を握り続けるケースでは、「会長の鶴の一声」が組全体を動かすほどの権威を持つこともある。