件
事件
ホテルニュージャパン火災
/ほてるにゅーじゃぱんかさい/
1982年2月に東京・永田町のホテルニュージャパンで発生した大規模火災。死者33名。経営者の横井英樹は防火設備の不備を知りながら放置しており、業務上過失致死罪で有罪判決を受けた。
概要
ホテルニュージャパン火災は、1982年2月8日に東京都千代田区永田町のホテルニュージャパンで発生した火災事故。宿泊客33名が死亡、34名が負傷する大惨事となった。
経営者の横井英樹がスプリンクラーの設置を怠るなど防火管理を著しく怠っていたことが原因であり、横井は業務上過失致死傷罪で禁錮3年の実刑判決を受けた。
火災の経緯
2月8日未明、9階の客室から出火。スプリンクラーが設置されておらず、防火扉も作動しなかったため、火は急速に上階に延焼した。宿泊客は逃げ場を失い、窓から飛び降りる者も相次いだ。
消防隊員のはしご車による救出活動が行われたが、高層階の宿泊客の多くは救助が間に合わなかった。
横井英樹の責任
防火設備の不備
消防署から再三にわたりスプリンクラーの設置を求められていたが、横井は費用を惜しんで設置しなかった。消防設備の点検報告も虚偽の内容であった。
裁判と判決
横井は業務上過失致死傷罪で起訴され、最高裁まで争った末に禁錮3年の実刑が確定した。
横井英樹と裏社会
横井英樹は戦後の闇市から成り上がった実業家で、暴力団との関わりも深かった。1958年には安藤組の組員に銃撃される事件も起きている。