語
用語
兄弟分
/きょうだいぶん/
暴力団の盃事で結ばれる疑似血縁関係の一つ。親子関係(親分・子分)と並ぶ組織の紐帯で、対等な立場での同盟関係を意味する。
概要
兄弟分(きょうだいぶん)とは、暴力団の盃事(さかずきごと)によって結ばれる疑似血縁関係の一つ。親子関係(親分・子分)が上下の序列関係であるのに対し、兄弟分は対等な立場での同盟関係を意味する。
ただし兄弟分の中にも「兄貴分」「弟分」という序列が存在し、完全に対等というわけではない。
兄弟盃
兄弟分の関係は「兄弟盃(きょうだいさかずき)」を交わすことで成立する。仲人(取り持ち)の立会いのもと、当事者が盃を交わし、以後は義兄弟として互いに助け合うことを誓う。
五分の兄弟
対等な関係の兄弟分を「五分の兄弟(ごぶのきょうだい)」と呼ぶ。両者の格・勢力が同等であることを意味する。
兄貴分・弟分
実際には完全に対等な関係は少なく、盃を交わす際に「六分四分」「七分三分」のように序列が定められることが多い。格上の方が「兄貴分」、格下が「弟分」となる。
組織間の同盟
兄弟盃は個人間だけでなく、組織間の同盟関係を結ぶ際にも用いられる。組長同士が兄弟盃を交わすことで、両組織は友好関係・相互不可侵の約束を取り交わす。