語
用語
暖簾分け
/のれんわけ/
暴力団において、親分が子分に独立を許し新たな組を立ち上げさせること。商家の暖簾分けに由来し、組織拡大の重要な仕組み。
概要
暖簾分け(のれんわけ)とは、暴力団組織において親分が子分に独立を許可し、新たな組(一家)を立ち上げさせること。商家の暖簾分け(老舗が番頭に屋号を分け与える慣習)に由来する用語。
独立を許された者は、元の組の傘下(二次団体)として活動するのが一般的である。
仕組み
独立の条件
暖簾分けを許されるには、長年にわたる親分への忠誠、一定の勢力・資金力、組員を束ねる統率力が必要とされる。親分が「もう一本立ちできる」と認めた者に対して独立が許される。
独立後の関係
独立した組は元の親分の組織の二次団体(直系組織)となる。元の親分との親子関係は維持され、上納金の支払いや定例の挨拶など、一定の義務が生じる。
組織拡大の手段
広域暴力団が全国に勢力を拡大する主な手段の一つが暖簾分けであった。有力な子分を各地に送り出して独立させ、そこを拠点にさらに組織を広げていくネットワーク型の拡大戦略である。