用語
使いっ走り下っ端雑用ヤンキー文化

パシリ

/ぱしり/

組織・グループの中で下っ端として雑用・使いっ走りをする者。裏社会の最末端から一般の学校・職場まで広く使われる俗語。「走り(使い走り)」が語源。

DATE: 2024/1/1

概要

パシリ(ぱしり)とは、組織・グループの中で最も下の立場として雑用・使いっ走りをする者、またはその役割を指す俗語である。

語源は「走り」(はしり)→「使い走り」(つかいばしり)が変化したもので、「パシリに行く」「パシリにされた」のように使われる。ヤクザ・不良・ヤンキーの世界から一般の学校・職場にまで浸透した言葉。

裏社会でのパシリ

チンピラ・見習いの典型的役割

ヤクザ・不良グループに入ったばかりの最末端の者は、先輩・兄貴分のパシリとして:

  • タバコ・弁当を買いに行く
  • 車の送迎をする
  • 連絡・情報収集を担う
  • 刈り・掃除など組事務所の雑用

などを務める。これは組内でのヒエラルキーを示すとともに、「忠誠心・使いやすさ」を試す慣行でもある。

カツアゲのパシリ

不良グループでは、弱い者をパシリとして使うカツアゲ(カツアゲを命令して行わせる)の構図も見られる。

学校・社会でのパシリ

いじめの文脈では、特定の生徒が「パシリ」として同級生の雑用・使いっ走りを強制されるケースがある。これは集団でのいじめの一形態として問題視されており、心理的な支配・従属関係を生む。

一般の職場でも「パシリ」という言葉が使われることがあるが、これは仕事上の使いっ走りを指す場合が多く、必ずしもネガティブな文脈とは限らない。

「パシリを卒業する」

パシリの立場からの脱却は、組織・グループ内での成長・昇格を示す。ヤクザの世界では、長年の忠誠・実績を示してパシリから正式な組員(兄貴分に認められた立場)へと昇格するプロセスがある。

関連用語

  • チンピラ - ヤクザの末端組員。パシリ的な立場と重なることが多い
  • 舎弟 - パシリよりも正式な「弟分」の関係
  • 兄貴 - パシリが仕える先輩・兄分
  • カツアゲ - パシリに命じて行わせる恐喝行為