罪
犯罪
カツアゲ
/かつあげ/
主に不良少年・チンピラが路上などで通行人や弱者を脅し、現金・貴重品を奪う行為。法的には恐喝罪・強盗罪に該当する。
概要
カツアゲ(かつあげ)とは、主に不良少年・チンピラが路上・公園・学校周辺などで弱者(年下の生徒・通行人など)を脅して現金・貴重品・タバコなどを強制的に奪う行為を指す俗語である。法的には恐喝罪(刑法249条)または強盗罪(刑法236条)に該当する犯罪行為である。
語源
カツアゲの語源については複数の説がある:
- 「活上げ」: 相手を「活かしたまま(殺さずに)」金品を奪うことから
- 「喝(かつ)を入れる+上げ取り」: 脅すことを「喝を入れる」と言い、そこから転じた説
- 「かっぱらい(掠奪)の変形」: 単純に奪う行為の別称
いずれも正確な語源の確定は難しく、戦後の不良文化の中で自然発生的に定着した俗語とみられる。
カツアゲの手口
典型的な手口
- 被害者(特に年下・体の小さい者)に複数人で近づく
- 「金持ってるだろ」「奢れよ」などと因縁をつける
- 応じない場合は暴力の示唆・実際の暴行で恐怖心を与える
- 現金・スマートフォン・財布・靴などを奪う
場所
- 学校の死角・校舎裏
- 公園・空き地
- 駅周辺・繁華街の路地
- ゲームセンター・コンビニ前
カツアゲと法律
カツアゲが恐喝罪になるか強盗罪になるかは、使われた脅迫・暴行の程度による:
- 恐喝罪: 脅しによって被害者が畏怖し自発的に金品を差し出した場合
- 強盗罪: 暴行が被害者の抵抗を完全に抑圧するほど激しかった場合
少年(18歳未満)によるカツアゲは、少年法に基づき家庭裁判所に送致され、審判・保護処分(少年院送致など)の対象となる。
現代のカツアゲ
スマートフォンの普及により、カツアゲの記録・告発が容易になり、抑止力が高まっている面もある。一方でSNSを使って特定の人物を呼び出してカツアゲするケースも報告されており、手口は変化している。
また「闇バイト」との接続として、ターゲットの情報をカツアゲ集団に売る形での関与も指摘される。