組織
準暴力団新興勢力特殊詐欺グレーゾーン

半グレ

/はんぐれ/

暴力団に所属せず、組織的に犯罪行為を行う集団。暴対法の規制対象外であることを利用し、特殊詐欺や風俗・闇営業で勢力を拡大している。

DATE: 2024/1/1

概要

半グレ(はんぐれ)とは、暴力団ヤクザ)に正式に所属しないが、集団的・組織的に犯罪行為を行うグループの総称である。警察庁は「準暴力団」という呼称を用いている。

「グレー(灰色)の半分」——暴力団ほど黒くはないが、一般人でもないという意味合いから名づけられた。暴対法の規制対象外であるため取り締まりが困難であり、2010年代以降、新たな治安上の脅威として注目されている。

起源と背景

半グレの多くは、1990〜2000年代に活動した暴走族不良グループの元メンバーが、暴力団には加入せずに独自のネットワークを形成したものである。

暴対法(1992年)や暴力団排除条例の強化により、暴力団に加入するデメリット(銀行口座の開設不可・賃貸契約の制限など)が増大したことで、「組織に属さない犯罪集団」という形態が合理的な選択肢となった。

主な活動

代表的なグループ

関東連合」(かんとうれんごう)は最も著名な半グレ集団の一つとして知られる。六本木を拠点に活動し、2012年の六本木クラブ襲撃事件で全国的に知名度が上がった。

その他にも各地域に複数のグループが存在するが、暴力団と異なり正式な組織名・代紋を持たないため、実態の把握が難しい。

暴力団との関係

半グレと暴力団は完全に対立する関係ではなく、共生・協力の関係にあることも多い。暴力団が半グレを下請けとして使い、直接手を汚さずに利益を得るケースや、逆に半グレが暴力団の「看板」を借りて威嚇するケースもある。

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