俗
風俗
キャバクラ
/きゃばくら/
女性キャスト(キャバ嬢)がテーブル席で男性客に酒・会話・接待サービスを提供する飲食店形態。1980年代に誕生した日本独自の業態。
概要
キャバクラ(きゃばくら)とは、女性キャスト(通称:キャバ嬢・キャバ)がテーブル席に座り、男性客に酒・会話・歌・接待などのサービスを提供する飲食店形態である。**キャバレー(cabaret)とクラブ(club)**を組み合わせた造語で、1980年代に日本で誕生した独自の業態である。
性的サービスは原則として行わない(行えば売春防止法・風俗営業法に抵触する)が、過激な接待サービスが問題になるケースもある。
歴史
誕生(1980年代)
従来の高級クラブ(ホステスが高額の席料でサービスする業態)を、より安価・気軽に楽しめるようにした業態として1980年代に登場。バブル経済の波に乗り急速に全国普及した。
バブル崩壊後
バブル崩壊後も根強い需要を維持。2000年代以降はより安価な「ガールズバー」「コンカフェ(コンセプトカフェ)」などの派生業態も登場した。
仕組みと料金
基本料金体系
- セット料金: 一定時間(例:1時間)の入店料金
- 指名料: 特定のキャストを指名する追加料金
- 飲み物代: キャスト・客のドリンク代(キャストへの「シャンパン入れ」など)
- 延長料金: 時間超過分の料金
ぼったくり問題
不正なキャバクラでは、入店時に明示されていない高額請求(ぼったくり)が行われることがある。→ぼったくり参照
法的規制
キャバクラは風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律(風営法)の「接待飲食等営業」に分類され、以下の規制が適用される:
- 都道府県公安委員会への営業許可申請が必要
- 深夜(午前0時以降)の営業には「深夜酒類提供飲食店営業」の届出が必要
- 未成年者(18歳未満)のキャスト雇用禁止
裏社会との関係
繁華街のキャバクラはヤクザのみかじめ料徴収の代表的ターゲットであり、スカウトを通じた人身売買的な勧誘・ぼったくり組織の関与など、犯罪と隣接した側面も持つ。