風俗
接待クラブキャバ嬢ナイトビジネス飲食店接客

キャバクラ

/きゃばくら/

女性キャスト(キャバ嬢)がテーブル席で男性客に酒・会話・接待サービスを提供する飲食店形態。1980年代に誕生した日本独自の業態。

DATE: 2024/1/1

概要

キャバクラ(きゃばくら)とは、女性キャスト(通称:キャバ嬢・キャバ)がテーブル席に座り、男性客に酒・会話・歌・接待などのサービスを提供する飲食店形態である。**キャバレー(cabaret)クラブ(club)**を組み合わせた造語で、1980年代に日本で誕生した独自の業態である。

性的サービスは原則として行わない(行えば売春防止法風俗営業法に抵触する)が、過激な接待サービスが問題になるケースもある。

歴史

誕生(1980年代)

従来の高級クラブ(ホステスが高額の席料でサービスする業態)を、より安価・気軽に楽しめるようにした業態として1980年代に登場。バブル経済の波に乗り急速に全国普及した。

バブル崩壊後

バブル崩壊後も根強い需要を維持。2000年代以降はより安価な「ガールズバー」「コンカフェ(コンセプトカフェ)」などの派生業態も登場した。

仕組みと料金

基本料金体系

  • セット料金: 一定時間(例:1時間)の入店料金
  • 指名料: 特定のキャストを指名する追加料金
  • 飲み物代: キャスト・客のドリンク代(キャストへの「シャンパン入れ」など)
  • 延長料金: 時間超過分の料金

ぼったくり問題

不正なキャバクラでは、入店時に明示されていない高額請求(ぼったくり)が行われることがある。→ぼったくり参照

法的規制

キャバクラは風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律風営法)の「接待飲食等営業」に分類され、以下の規制が適用される:

  • 都道府県公安委員会への営業許可申請が必要
  • 深夜(午前0時以降)の営業には「深夜酒類提供飲食店営業」の届出が必要
  • 未成年者(18歳未満)のキャスト雇用禁止

裏社会との関係

繁華街のキャバクラはヤクザみかじめ料徴収の代表的ターゲットであり、スカウトを通じた人身売買的な勧誘・ぼったくり組織の関与など、犯罪と隣接した側面も持つ。

関連用語

  • 水商売 — キャバクラが属する夜の商売全般
  • ホストクラブ — 男性ホストが女性客に接客する対応業態
  • 風俗 — より性的サービスの要素が強い業態
  • ぼったくり — キャバクラでも発生する不当な高額請求
  • みかじめ料 — キャバクラが支払わされることがある用心棒代