罪
犯罪
闇バイト
/やみばいと/
SNS・掲示板等で「高収入・即金・簡単な仕事」と偽り応募者を募り、強盗・詐欺・受け子等の犯罪実行役として使う手口。2020年代に急増。
概要
闇バイト(やみばいと)とは、Twitter(X)・Instagram・TelegramなどのSNSや掲示板で「高収入・日払い・簡単な仕事」などと偽って応募者を集め、強盗・特殊詐欺(受け子・出し子)・窃盗などの犯罪の実行役として使い捨てにする手口・および当該求人のことを指す俗称である。
実態
募集の文言(実例に近い形)
- 「高収入・日払い・短時間で稼げる仕事」
- 「運ぶだけ・受け取るだけで1件5万円」
- 「身分証があればOK・即日対応」
- 「グレーな仕事が得意な人募集」
応募者が「闇バイト」と認識しないままの場合もあり、面接後に「少しグレーだが捕まらない」と誘導されて気づかないケースも報告されている。
指示役の管理手法
指示役は以下の手法で実行役を管理・支配する:
| 手法 | 内容 |
|---|---|
| 個人情報の先取り | 応募時に身分証・住所・家族の写真等を提出させ、逃亡・告発を防ぐ人質にする |
| 暗号化アプリの使用 | Telegram・Signalなど追跡しにくいアプリで指示を出す |
| 使い捨て | 逮捕されてもつながりが発覚しないよう実行役との接点を断つ |
| 脅迫 | 「辞めたら個人情報をばらまく」「家族に危害を加える」と脅す |
犯罪類型
| 犯罪 | 闇バイトの役割 |
|---|---|
| 強盗(アポ電強盗) | 実行犯として被害者宅に侵入・強奪する |
| 特殊詐欺(受け子) | 被害者宅を訪問し現金を受け取る |
| 特殊詐欺(出し子) | ATMから振り込まれた金を引き出す |
| 窃盗・空き巣 | 指示された住宅に侵入して貴重品を盗む |
法的リスク
闇バイトの実行役は「知らなかった」では済まず、以下の罪に問われる:
指示役が逮捕されず実行役だけが捕まるケースが多く、「使い捨て」の犠牲者となる。
対策
警察庁は2023〜2024年にかけて闇バイト対策を強化。SNS事業者への削除要請・実行役の早期自首促進・保護プログラムなどが展開されている。