法
法律
死刑
/しけい/
日本の刑法における最も重い刑罰。絞首刑により執行され、ヤクザによる殺人事件でも適用される極刑。
概要
死刑(しけい)とは、受刑者の生命を奪う刑罰であり、日本の刑法における最も重い刑罰である。日本では絞首刑により執行され、法務大臣の命令に基づいて行われる。
死刑が適用される犯罪
刑法上、死刑が法定刑に含まれる主な犯罪は以下の通りである。
- 殺人罪(刑法199条) — 死刑、無期又は5年以上の懲役
- 強盗致死罪(刑法240条) — 死刑又は無期懲役
- 現住建造物等放火罪(刑法108条) — 死刑、無期又は5年以上の懲役
- 内乱罪の首謀者(刑法77条) — 死刑又は無期禁錮
- 外患誘致罪(刑法81条) — 死刑
ヤクザと死刑
ヤクザ関連の犯罪で死刑が確定した事例は複数存在する。組織的な殺人、抗争に伴う一般市民の巻き添え死、残虐な殺害方法などが、死刑判決の要因となることが多い。
工藤会の野村悟総裁に対する死刑判決(2021年一審、2024年二審で無期懲役に減刑)は、暴力団トップに対する使用者責任を問うた画期的な裁判として注目を集めた。
永山基準
死刑適用の判断基準として「永山基準」(1983年最高裁判決)が用いられる。犯行の動機、態様、結果の重大性、被害者の数、遺族の感情、社会的影響、犯人の年齢・前科、犯行後の情状の8項目を総合的に考慮する。