罪
犯罪
土地転がし
/とちころがし/
短期間で土地を転売して利益を得る投機的取引。バブル期に暴力団が地上げと組み合わせて大規模に行い、不動産価格の高騰を助長した。
概要
土地転がし(とちころがし)とは、土地を短期間で転売し、売買差益で利益を得る投機的な不動産取引。1980年代のバブル経済期に暴力団が地上げと組み合わせて大規模に行い、不動産価格の異常な高騰を助長した。
手法
基本的な仕組み
- 土地を安値で取得(暴力団の威圧力を利用した地上げ)
- 転売を繰り返して価格を吊り上げ
- 最終的に開発業者やゼネコンに高値で売却
暴力団は複数のフロント企業を介して取引を行い、資金の出所と最終的な利益の帰属先を不透明にした。
バブル期の実態
バブル期には暴力団系の不動産ブローカーが暗躍し、都心の一等地を巡る土地転がしが横行した。イトマン事件に象徴されるように、暴力団と企業・金融機関が結託した大規模な不動産投機が社会問題となった。
バブル崩壊後
1990年代初頭のバブル崩壊により不動産価格が暴落。土地転がしで巨額の負債を抱えた暴力団関係者や関連企業が相次いで破綻した。