語
用語
詫び
/わび/
ヤクザ社会における謝罪の作法・儀式。不義理や失態に対するけじめとして、形式的な謝罪が求められる。
概要
詫び(わび)とは、ヤクザ社会において不義理・失態・迷惑をかけた相手に対して行う謝罪の作法である。一般社会の「謝罪」とは異なり、形式・手順・仲介者の有無など、独自のプロトコルが存在する。詫びの入れ方を誤ると、問題がさらに深刻化することもある。
詫びの作法
- 仲介者を立てる — 直接の当事者同士ではなく、双方に顔が利く第三者が間に入る
- 「詫び状」の提出 — 書面で謝罪の意を表明する。内容は仲介者と擦り合わせる
- 頭を下げる — 物理的に頭を下げ、相手の面子を立てる
- 金銭的解決 — 迷惑料・補償金として金品を差し出す場合もある
詫びの重さ
詫びの形は、犯した不義理の重さによって段階がある。
「詫びを入れる」と「筋を通す」
ヤクザ社会では「詫びを入れる」ことと「筋を通す」ことは密接に関連している。筋を通さずに詫びを入れても受け入れられず、逆に詫びなしに筋だけ通しても問題は解決しない。両方が揃って初めて事態の収拾が図られる。