組織
山口組二次団体神戸分裂山本健一

山健組

/やまけんぐみ/

山口組の有力二次団体として長年君臨した組織。山本健一が創設し、2015年の山口組分裂では神戸山口組側の中核となった。

DATE: 2024/1/1

概要

山健組(やまけんぐみ)は、山口組二次団体(直系組織)として長年にわたり最大勢力を誇った暴力団組織である。創設者は山口組三代目若頭山本健一。「山健」の名は山本健一の姓名から一文字ずつ取ったものである。

2015年の山口組分裂に際しては、神戸山口組側の中核組織として大きな役割を果たした。

歴史

創設

山本健一が山口組三代目・田岡一雄のもとで頭角を現す中、自らの直系組織として山健組を創設した。神戸を本拠地とし、関西圏を中心に勢力を拡大していった。

山口組内での地位

山健組は、山口組の二次団体の中で最大の構成員数を擁し、組内で最も強い影響力を持つ組織の一つであった。歴代の山健組組長は山口組の幹部として重要なポストを占めてきた。

2015年の分裂

2015年8月、六代目山口組から離脱した組織が「神戸山口組」を結成した際、山健組はその中核組織として参加した。この分裂の背景には、六代目体制下での運営方針に対する不満があったとされる。

山健組は山口組内で最大の二次団体であっただけに、その離脱は山口組に大きな打撃を与えた。

さらなる分裂

神戸山口組からもさらに離脱する動きがあり、2017年には「任侠山口組」(後の絆會)が結成された。山口組をめぐる分裂は複雑さを増していった。

組織の特徴

山健組は「武闘派」として知られ、抗争時には最前線に立つことが多かった。一方で、組織運営においては伝統的な任侠の作法を重んじる面もあり、この姿勢が六代目体制の「合理的な運営方針」との軋轢を生んだとも言われている。

勢力圏

本拠地は神戸であるが、大阪、京都を含む関西圏全域に影響力を持ち、さらに中国・四国地方にも傘下組織を擁していた。