組織
神戸港湾利権大正時代昭和初期暴力団史

浅野組

/あさのぐみ/

大正から昭和初期にかけて神戸を拠点とした大規模暴力団。港湾荷役の利権を掌握し、全盛期には数千人の組員を擁した。山口組台頭前の神戸最大勢力。

DATE: 2024/1/1

概要

浅野組(あさのぐみ)は、大正から昭和初期にかけて兵庫県神戸市を拠点とした大規模暴力団港湾荷役(港での荷物の積み下ろし作業)の利権を掌握し、全盛期には数千人規模の組員を擁した。

山口組が台頭する以前の神戸における最大勢力であった。

沿革

結成と拡大

浅野組は神戸港の荷役業を基盤として勢力を拡大した。神戸は日本有数の貿易港であり、港湾労働の手配と管理は莫大な利権を生んだ。浅野組はこの利権を独占的に支配し、神戸の裏社会に君臨した。

山口組との関係

初代山口組組長山口春吉も当初は浅野組の傘下で港湾荷役に従事していたとされる。やがて山口組は独立して勢力を拡大し、浅野組に代わって神戸の暴力団勢力図の中心となっていった。

衰退

戦後、山口組の急速な拡大に伴い浅野組の影響力は低下。港湾荷役の近代化も進み、暴力団が介入する余地が縮小したことで、組織は衰退した。

関連項目