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起源露天商祭り縁日歴史

的屋

/てきや/

縁日や祭りの露店を生業とする商人集団。博徒と並ぶヤクザの二大起源の一つで、独自の仁義・しきたりを持つ。

DATE: 2024/1/1

概要

的屋(てきや)とは、縁日・祭り・市などで露店を出し、商品の販売や射的・くじ引きなどの興行を行う商人・商人集団を指す。「テキヤ」とカタカナで表記されることも多い。

博徒(ばくと)と並んで、現代のヤクザ組織の二大起源の一つとされる。

語源

「的屋」の語源には諸説ある。

  • 矢場(射的場)の「的(まと)」を扱う商売人
  • 客の弱点(的)を突いて商売をする者
  • 「香具師(やし)」の別称

「香具師」と「的屋」はほぼ同義で用いられるが、厳密には香具師は薬売り・大道芸人を含むより広い概念とされる。

歴史

江戸時代

寺社の縁日や門前町で露店を出す商人たちが、互いの縄張り(出店場所)をめぐって組織化。親分を中心とした序列制度を形成し、縄張りの配分・新参者の管理・トラブルの仲裁を行った。

明治〜昭和

近代化の過程で、的屋は祭り・縁日の興行権を独占的に管理する存在となった。同時に、暴力団としての性格も強まり、博徒系の組織と合流・対立を繰り返した。

現代

現在も全国の祭り・縁日で的屋系の露店商は営業しているが、暴力団排除条例の影響で組織との関係を断つ動きが広がっている。一方で、伝統的な祭りの運営において的屋の役割が完全になくなったわけではない。

的屋の掟

的屋には独自の仁義がある。

  • 場所割り: 縁日の出店場所は親分が配分する
  • 挨拶回り: 新しい土地で商売をする際は、地元の親分に仁義を切る
  • 上納: 売上の一部を親分に上納する
  • 助け合い: 同業者が困窮した際の相互扶助

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