犯罪
偽造犯罪文書偽造詐欺

偽造

/ぎぞう/

文書・通貨・印章・有価証券などを権限なく作成・変造する犯罪行為。偽札・偽造パスポート・偽の印鑑証明など、裏社会で広く利用される手口のひとつ。

DATE: 2024/3/2

概要

偽造(ぎぞう)とは、権限なく文書・通貨・印章・有価証券などを作成または変造する行為の総称である。刑法では文書偽造罪・通貨偽造罪・有価証券偽造罪などが定められており、対象によって刑罰が異なる。

主な偽造の種類

文書偽造

  • 公文書偽造:住民票・パスポート・運転免許証などの公的文書の偽造(刑法155条:1年以上10年以下の懲役
  • 私文書偽造:契約書・領収書・印鑑証明などの偽造(刑法159条:3月以上5年以下の懲役)

通貨偽造

偽札(偽造紙幣)の製造・使用・輸入は無期または3年以上の懲役。日本では高精度印刷技術の普及とともに、精巧な偽札が増加している。

有価証券偽造

株券・小切手・手形・商品券などの偽造。組織的な金融詐欺と組み合わせて使用されることが多い。

裏社会での利用

  1. 偽装身分証暴力団員・指名手配犯が偽造免許証・パスポートで身元を隠す
  2. 不動産詐欺:偽造登記書類・印鑑証明を使った所有権詐取
  3. 補助金詐欺:偽の領収書・見積書で公的補助金を騙し取る
  4. 偽造クレジットカード:磁気情報を複製したスキミングカード

技術的背景

近年はデジタル偽造(画像編集ソフトによる文書改ざん)が増加しており、高品質プリンターの普及とともに摘発件数も増えている。