用語
覚醒剤スラング薬物

アイス

/あいす/

覚醒剤(メタンフェタミン)を指す隠語。結晶状の外観が氷に似ていることから名付けられた。

DATE: 2026/3/9

概要

アイス(ice)とは、覚醒剤の一種であるメタンフェタミンの結晶を指す隠語である。透明または半透明の結晶状態の覚醒剤が氷(ice)に似ていることから、英語圏を中心にこの呼称が広まった。日本でも密売・使用の現場で用いられる。

由来

メタンフェタミンは精製過程で結晶化されることが多く、その外観が氷や岩塩の結晶に酷似している。この視覚的特徴から、英語圏では1980年代頃から「アイス」と呼ばれるようになったとされる。日本では「シャブ」「スピード」などの呼称が一般的だが、近年は外国人密売組織の流入や国際化に伴い「アイス」という表現も使われるようになった。

特徴

項目 内容
外観 透明〜白色の結晶
摂取方法 炙って吸引、注射、経口など
効果 強い覚醒作用、多幸感、不眠
依存性 きわめて高い
法的扱い 覚せい剤取締法違反(所持・使用で懲役刑)

メタンフェタミンは中枢神経に作用し、強い覚醒感・集中力の向上・疲労感の消失をもたらすが、乱用により幻覚・妄想・暴力性の亢進などの深刻な精神症状を引き起こす。また、身体的にも心臓・脳への負担が大きく、過剰摂取による死亡例も多い。

日本における状況

日本では覚せい剤取締法により、覚醒剤の製造・所持・使用・譲渡・輸入が厳しく禁じられている。初犯でも懲役刑が科されることが多く、再犯の場合はさらに重い刑罰が課される。

近年は海外からの密輸ルートが多様化しており、東南アジア・北米などから大量の結晶メタンフェタミン(アイス)が持ち込まれるケースが摘発されている。

関連用語

  • シャブ — 覚醒剤の日本における代表的な隠語
  • スピード — 覚醒剤の英語圏スラング

参考・注意事項

覚醒剤の使用・所持は重大な犯罪であり、健康被害も甚大である。この記事は教育・啓発を目的としたものであり、違法行為を推奨するものではない。