組
組織
国粋会
/こくすいかい/
1919年に東京で結成された歴史ある侠客団体。右翼的思想と博徒の伝統を融合させた独特の組織として、戦前・戦後の東京裏社会に大きな影響を与えた。
概要
国粋会(こくすいかい)は、1919年(大正8年)に東京で結成された侠客団体・暴力団組織。右翼的な国粋主義思想と博徒の伝統を融合させた独特の性格を持ち、戦前・戦後を通じて東京の裏社会に大きな影響力を行使した。
最盛期には東京を中心に数千人の構成員を擁したとされる。
歴史
結成
1919年、梅津勘兵衛(上州家)ら関東の侠客が中心となって結成された。「国粋」の名が示す通り、国家主義的な思想を掲げつつ、博徒組織としての性格も併せ持っていた。
戦前の活動
大正から昭和初期にかけて勢力を拡大。政治家や軍人との関係を築き、政治結社としての側面も見せた。東京の興行・建設・港湾などの利権に深く関与した。
戦後
終戦後の混乱期にも一定の勢力を維持。その後、内部分裂や組織改編を経ながらも存続し、2005年に**六代目山口組の二次団体(國粹会)**となった。現在も東京・台東区を拠点に活動している。
歴史的意義
国粋会は、暴力団と政治・右翼の結びつきの原型を示した組織として歴史的に重要。後の暴力団が政治との関係を構築する際のモデルケースとなった。