法律
麻薬取締官厚生労働省薬物捜査おとり捜査特別司法警察

マトリ

/まとり/

厚生労働省の麻薬取締官の通称。麻薬及び向精神薬取締法に基づき、薬物犯罪の捜査・摘発を行う特別司法警察職員。

DATE: 2024/1/1

概要

マトリとは、厚生労働省地方厚生局麻薬取締部に所属する麻薬取締官の通称。「麻薬取締官」を略して「マトリ」と呼ばれる。

麻薬及び向精神薬取締法、覚醒剤取締法大麻取締法などに基づき、薬物犯罪の捜査・摘発を専門に行う特別司法警察職員である。

組織

所属

厚生労働省の地方支分部局である地方厚生局に設置された麻薬取締部に所属。全国に複数の部・支所がある。職員数は約300名程度。

権限

麻薬取締官は刑事訴訟法に基づく司法警察員としての権限を有し、逮捕・捜索・差押えなどの強制捜査を行うことができる。警察とは独立した捜査機関であり、独自の情報網を持つ。

おとり捜査

マトリの特徴的な捜査手法がおとり捜査である。日本の法執行機関の中で、おとり捜査が法的に認められている数少ない機関の一つ。

麻薬取締官は身分を秘匿して薬物の売人に接触し、取引の現場で検挙するという手法を用いることができる。

暴力団との関わり

薬物犯罪は暴力団の重要なシノギの一つであり、マトリの捜査対象の多くは暴力団関係者である。覚醒剤の密売ルートの摘発や、暴力団の資金源の遮断に重要な役割を果たしている。

関連項目