罪
犯罪
産廃不法投棄
/さんぱいふほうとうき/
産業廃棄物を正規の処理をせず不法に投棄する犯罪。暴力団は産廃処理業に深く浸透しており、不法投棄による環境破壊と不正利益の温床となっている。
概要
産廃不法投棄(さんぱいふほうとうき)とは、産業廃棄物を法律に定められた処理方法に従わず、山林や空き地などに違法に投棄する犯罪。暴力団は産業廃棄物処理業界に深く浸透しており、不法投棄は暴力団の重要なシノギの一つである。
暴力団の関与
産廃処理業への浸透
産業廃棄物の処理には許可が必要だが、暴力団はフロント企業を通じて処理業の許可を取得し、業界に参入している。正規の処理を行わずに不法投棄すれば、処理費用をそのまま利益にできるため、暴力団にとって効率の良いシノギとなる。
典型的な手口
- フロント企業で産廃処理を安値で受注
- 正規の処理施設には持ち込まず、山間部や人里離れた場所に投棄
- 処理費用との差額が暴力団の利益に
豊島事件
香川県豊島(てしま)での大規模不法投棄事件は、産廃不法投棄の深刻さを象徴する事例。50万トン以上の産業廃棄物が島に投棄され、環境汚染が深刻化した。
法規制
廃棄物処理法により、不法投棄には5年以下の懲役もしくは1000万円以下の罰金(法人は3億円以下)が科される。暴力団排除条例によって産廃業界からの暴力団排除も進められている。