件
事件
大相撲野球賭博事件
/おおずもうやきゅうとばくじけん/
2010年に発覚した大相撲力士・親方らによる野球賭博事件。暴力団が胴元を務める違法賭博に多数の角界関係者が関与し、相撲界を揺るがす大スキャンダルとなった。
概要
大相撲野球賭博事件(おおずもうやきゅうとばくじけん)は、2010年6月に発覚した、大相撲の力士・親方らが暴力団の運営する野球賭博に関与していた事件。
プロ野球の試合結果を対象とした違法賭博に多数の角界関係者が参加しており、暴力団との癒着が大きな社会問題となった。
発覚の経緯
警察が暴力団の賭博事件を捜査する過程で、賭博参加者の中に複数の現役力士の名前が浮上。携帯電話の通信記録などから、角界ぐるみの賭博関与が明らかになった。
角界への影響
処分
日本相撲協会は関与した力士・親方を調査し、大嶽親方(元関脇・貴闘力)や琴光喜らが解雇処分を受けた。そのほか多数の力士に謹慎処分が下された。
名古屋場所の開催問題
事件の影響で2010年7月の名古屋場所はNHKの生中継が中止される異例の事態となった。場所自体は開催されたが、天皇賜杯の授与は見送られた。
暴力団の関与
賭博の胴元は暴力団関係者が務めており、力士らは暴力団が運営する賭博ネットワークの客として参加していた。角界と暴力団の結びつきは以前から指摘されていたが、本事件でその実態が白日の下にさらされた。