語
用語
タイマン
/たいまん/
1対1の決闘・喧嘩を意味する裏社会の用語。個人的な争いの決着をつける際に用いられる。
概要
タイマンとは、1対1で争う喧嘩・決闘を意味する俗語である。「対面(たいめん)」が転訛したとも、「対(たい)+マン(man)」の合成語ともされる。裏社会や不良文化において、個人間の争いを武器を使わず素手で決着させる際に用いられる。
タイマンの作法
裏社会におけるタイマンには、暗黙のルールが存在する。
- 素手が基本 — 武器を持ち出すのは卑怯とされる
- 第三者の介入禁止 — 仲間を呼ぶ・加勢するのは筋違い
- 立会人 — 公正を期すため、双方が認めた立会人を置くことがある
- 決着の基準 — どちらかが戦闘不能になるか、降参するまで
喧嘩上等との関係
喧嘩上等の精神は、タイマンの文化と密接に結びついている。「売られた喧嘩は買う」「逃げるのは恥」という不良文化の価値観が、タイマンを正当化する論理として機能する。
けじめとしてのタイマン
個人間の揉め事が組織間の抗争に発展することを避けるため、当事者同士のタイマンで落とし前をつけるという解決法が取られることがある。これは組織としての合理的な判断でもあり、被害の拡大を防ぐ機能を持つ。
暴走族文化とタイマン
暴走族の世界では、チーム間の争いの際にリーダー同士がタイマンで決着をつける慣行があった。これにより集団同士の大規模な衝突を回避し、序列を確定させる役割を果たしていた。