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手配師

/てはいし/

違法・グレーな労働者手配を専門とする人物。日雇い労働者や不法就労者を雇用主と結びつけるブローカー的存在で、日雇い労働市場や建設業の裏側に潜む。

DATE: 2024/3/1

概要

手配師(てはいし)とは、日雇い労働者・短期労働者を雇用主のもとへ手配・紹介するブローカーのことである。合法的な人材派遣会社と異なり、許可なく労働者を手配したり、賃金のピンハネ(中間搾取)を行ったりする違法・グレーな存在として知られる。

活動の場

  • 寄せ場(よせば):大阪・西成のあいりん地区、東京・山谷横浜・寿町などの日雇い労働者が集まる地域
  • 建設現場:土木・解体・内装など不法就労者を必要とする現場
  • 港湾・荷役:港での荷物の積み下ろし作業

手口・問題点

  1. ピンハネ:雇用主から受け取った賃金を搾取し、労働者には一部しか渡さない
  2. タコ部屋:労働者を劣悪な環境に住まわせ、賃金から宿泊費・食費を天引きし事実上の借金漬けにする
  3. 不法就労者の斡旋:在留資格のない外国人を雇用先に紹介する
  4. 暴力による支配:逃げようとする労働者を暴力で拘束するケースも

法的規制

職業安定法では無許可の労働者供給事業を禁じており、悪質な手配師は同法違反・強制労働罪・人身売買罪などで摘発される。