罪
犯罪
口止め料
/くちどめりょう/
秘密を漏らさないよう相手に支払う金銭。犯罪の隠蔽やスキャンダルの封殺に用いられ、恐喝の温床にもなる。
概要
口止め料(くちどめりょう)とは、特定の秘密や情報を第三者に漏らさないことを条件として支払われる金銭である。裏社会においては、犯罪行為の隠蔽、組織の内部情報の保護、あるいはスキャンダルの封殺など、さまざまな場面で口止め料が動く。
口止め料が発生する場面
- 犯罪の目撃者 — 犯行現場を目撃した者に対する口封じ
- 内部情報の流出防止 — 組織の秘密を知る者への支払い
- スキャンダル隠蔽 — 政治家・芸能人の不祥事をもみ消すため
- 裁判対策 — 証人に対する証言の撤回・変更の依頼
恐喝との関係
口止め料の要求は、しばしば恐喝罪に該当する。「金を払わなければ秘密をばらす」という脅しは、刑法第249条の恐喝罪(10年以下の懲役)に問われる。
一方、自発的に口止め料を支払う側にも、証拠隠滅罪や犯人蔵匿罪などの法的リスクが伴う場合がある。
裏社会における口止め料
ヤクザ組織では、逮捕された組員がチンコロ(密告)しないよう、本人や家族に金銭を渡して沈黙を買うことがある。これは見舞金と表裏一体の関係にあり、組織防衛のための投資と位置づけられる。