罪
犯罪
ノミ行為
/のみこうい/
公営ギャンブルの場外で私的に賭けを受ける違法行為。ヤクザの伝統的なシノギの一つで、競馬・競艇が主な対象。
概要
ノミ行為(のみこうい)とは、公営競技(競馬・競輪・競艇・オートレース)の正規の投票券(馬券等)を購入せず、私的に客から賭け金を受けて賭博を成立させる違法行為である。客の賭け金を「飲み込む」ことからこの名がある。
ノミ屋の仕組み
ノミ屋(ノミ行為を行う者)は以下のように運営する。
- 客からレースの予想と賭け金を受け付ける
- 正規の投票券は購入せず、賭け金を手元に留める
- 客が外れた場合 → 賭け金はノミ屋の利益に
- 客が当たった場合 → 公営の配当金に準じた金額をノミ屋が自腹で支払う
統計的に客の大多数は負けるため、ノミ屋は差額で大きな利益を得る。
ヤクザとノミ行為
- 競馬ノミ屋 — 競馬場周辺や喫茶店で営業。電話一本で受付
- 野球賭博 — プロ野球の試合結果に賭けさせる(ノミ行為の拡張)
- 相撲賭博 — 大相撲の取組結果を対象とした賭け
法的制裁
- 競馬法・自転車競技法等 — 場外での私的な投票行為は各法律で禁止
- 賭博罪(刑法185条) — 50万円以下の罰金又は科料
- 常習賭博罪(刑法186条) — 3年以下の懲役
現代のノミ行為
インターネットの普及により、オンラインでのノミ行為も増加している。海外サーバーを経由した違法賭博サイトの運営など、手口は巧妙化している。