用語
暴力団用語金銭儀式慶事付き合い

祝儀

/しゅうぎ/

暴力団社会で儀式や行事の際に贈られる金銭。盃事、襲名式、出所祝いなど、組のあらゆる慶事で祝儀が交わされ、組織の経済を支える慣習。

DATE: 2024/1/1

概要

祝儀(しゅうぎ)とは、暴力団社会において慶事の際に贈られる金銭盃事(親子兄弟盃)、組長の襲名式、幹部の昇格、刑務所からの出所祝いなど、組のあらゆる儀式的な場面で祝儀が交わされる。

一般社会の祝儀と同様に「お祝い」の意味を持つが、暴力団社会では金額の多寡が組織内の力関係や忠誠心の表現となる点が特徴的である。

祝儀が贈られる場面

  • 盃事 — 親子盃・兄弟盃を交わす儀式
  • 襲名式 — 組長交代の就任式
  • 出所祝い — 刑務所から出てきた組員への祝い
  • 事務所開き — 新たな組事務所の開設
  • 正月・盆 — 季節の挨拶として

経済的側面

祝儀は暴力団組織の非公式な経済システムの一部である。上納金とは別に、祝儀の交換を通じて組織内の結束と上下関係が確認される。金額が少なすぎれば「義理を欠く」として面目を失い、処分の対象にもなり得る。

関連項目

  • — 祝儀が伴う儀式
  • 上納金 — 組への定期的な金銭上納
  • シノギ — 祝儀の原資となる資金獲得
  • 仁義 — 祝儀を含む礼節の体系