罪
犯罪
取り立て
/とりたて/
借金の返済を強制的に求める行為。ヤクザの闇金融では暴力・脅迫を伴う違法な取り立てが横行する。
概要
取り立て(とりたて)とは、貸付金の返済を債務者に対して求める行為である。合法的な取り立ては正当な債権回収活動だが、ヤクザが関与する闇金融では、暴力・脅迫・嫌がらせを伴う違法な取り立てが横行してきた。
違法な取り立ての手口
- 暴力的脅迫 — 「払わなければ指を飛ばす」「家族に危害を加える」
- 追い込み — 早朝・深夜の執拗な督促、自宅への張り込み
- 第三者への請求 — 家族・親戚・職場への連絡、保証人以外への圧力
- 社会的制裁 — 借金の事実を近隣に触れ回る、張り紙をする
- 財産の強奪 — 自宅の家財や車を無断で持ち去る
法的規制
貸金業法では、取り立てに関して以下の行為が禁止されている。
- 正当な理由なく午後9時~午前8時に取り立てる行為
- 債務者の勤務先への執拗な連絡
- 暴力的・脅迫的な言動
- 多人数で押しかける行為
- 張り紙等で債務の事実を公にする行為
違反した場合は2年以下の懲役又は300万円以下の罰金が科される。
ヤクザの取り立て屋
ヤクザ組織が正規の貸金業者から委託を受けて取り立てを行うケースもある。サービサー法(債権管理回収業に関する特別措置法)により、債権回収業は許可制だが、違法に取り立て業務を行う組織は後を絶たない。