罪
犯罪
サラ金
/さらきん/
サラリーマン金融の略称。高金利の消費者金融を指し、ヤクザの闇金融ビジネスの温床となった業界。
概要
サラ金(さらきん)とは「サラリーマン金融」の略称で、個人向けの小口無担保融資を行う消費者金融業者を指す俗称である。1970〜80年代に急成長し、高金利による過酷な取り立てが社会問題化した。ヤクザ組織が背後で関与するケースも多く、闇金融の温床となった。
サラ金問題の経緯
1970年代、銀行融資を受けられないサラリーマンや主婦を対象に、簡易な審査で金を貸す業者が急増した。
- 高金利 — 出資法の上限金利(かつては年109.5%)に近い利率を設定
- 過酷な取り立て — 自宅・職場への執拗な督促、家族への圧力
- 多重債務 — 複数のサラ金から借り入れ、返済不能に陥る者が続出
- サラ金地獄 — 自殺・一家離散など深刻な社会問題に発展
ヤクザとの関係
サラ金業界にはヤクザ組織が深く関与していた。
- 資金源 — 組の資金をサラ金に投入し、高利で回収するシノギ
- 取り立て代行 — 正規の業者が回収困難な債権をヤクザに委託
- フロント企業 — 組が直接経営する貸金業者の存在
- 闇金 — 法定金利を無視した違法な高利貸し
法規制の強化
社会問題化を受け、段階的に規制が強化された。
- 貸金業規制法(1983年) — 登録制の導入、取り立て行為の規制
- グレーゾーン金利撤廃(2006年) — 利息制限法と出資法の上限金利を統一
- 総量規制(2010年) — 年収の3分の1を超える貸付を禁止