語
用語
夜逃げ
/よにげ/
借金や追及から逃れるため、夜間にひそかに住居を離れて姿を消す行為。裏社会からの逃走手段の一つ。
概要
夜逃げ(よにげ)とは、借金の取り立てや組織からの追及を逃れるため、夜間にひそかに住居を離れ、行方をくらます行為を指す。「夜」に「逃げる」という文字通りの意味で、人目を避けて身一つで姿を消すことを意味する。
夜逃げの背景
夜逃げに至る原因は多岐にわたる。
- 多重債務 — サラ金や闇金からの借金が返済不能に
- 組からの制裁 — 不義理や失態により、組織からの報復を恐れて逃走
- 保証人問題 — 他人の連帯保証人となり、返済を迫られる
- 賭博の負け — 賭場での大負けにより借金が膨らむ
夜逃げの実態
夜逃げは計画的に行われることが多い。
- 荷物の最小化 — 目立たないよう、最低限の所持品のみ
- 移転先の秘匿 — 知人にも行き先を告げない
- 住民票の操作 — 転出届を出さず、追跡を困難にする
- 「夜逃げ屋」 — 夜逃げを専門に手助けする業者の存在
裏社会における夜逃げ
ヤクザ社会において夜逃げは「足を洗う」こととは異なり、正式な脱退手続きを経ずに姿を消す行為である。組にとっては重大な不義理であり、発見された場合には厳しい制裁が待っている。