組
組織
道仁会
/どうじんかい/
福岡県を本拠とする指定暴力団。九州有数の勢力を持ち、同じ福岡を地盤とする浪川会との間で激烈な抗争を繰り広げてきた。
概要
道仁会(どうじんかい)は、福岡県久留米市を本拠とする指定暴力団である。九州では工藤会と並ぶ主要な暴力団組織であり、福岡県南部(筑後地区)を主な縄張りとしてきた。
2006年には構成員・準構成員が関連した一連の抗争事件(道仁会・九州誠道会抗争)により、組員の無差別的な射殺・射傷事件が相次いで発生し、社会的に大きな問題となった。
歴史
設立と発展
戦後の混乱期に福岡県久留米・筑後地方を中心に勢力を拡大。博多湾岸・有明海沿いの水運・漁業・農業地帯を縄張りとして支配してきた。
抗争の歴史
道仁会は長年にわたり他組織との縄張り争い・抗争を繰り広げてきた。特に:
- 九州誠道会(旧・道仁会分派)との抗争(2006〜2010年代): 内部分裂から始まった抗争で、民間人を巻き込んだ発砲・爆発事件が多発
- 工藤会との関係: 北九州を本拠とする工藤会とは縄張りが重なる部分もあり、緊張関係が続いた
2016年:特定抗争指定
九州誠道会との抗争激化を受け、警察庁は2016年に道仁会と浪川会(九州誠道会の改称後)を特定抗争指定暴力団として指定。組事務所周辺での集会禁止など、より厳格な規制が適用された。
組織概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 本部所在地 | 福岡県久留米市 |
| 主な縄張り | 福岡県南部(筑後地区) |
| 系列 | 独立系(特定の広域組織に属さない) |
九州の暴力団勢力図
福岡県・九州には複数の暴力団が割拠しており、複雑な勢力図を形成している。
| 組織 | 本拠 | 特徴 |
|---|---|---|
| 工藤会 | 北九州市 | 特定危険指定暴力団、最も危険とされる |
| 道仁会 | 柳川市 | 筑後地区を縄張りとする独立系 |
| 浪川会 | 大牟田市 | 道仁会から分裂した組織 |
| 太州会 | 田川市 | 筑豊地区を拠点 |