組
組織
太州会
/たいしゅうかい/
福岡県田川市に本部を置く指定暴力団。筑豊地域を地盤とし、九州の暴力団勢力図の一角を担う。
概要
太州会(たいしゅうかい)は、福岡県田川市に本部を置く指定暴力団である。筑豊地域を主な勢力圏とし、炭鉱産業の衰退後に形成された裏社会の構造と深く結びついている。
九州には工藤會、道仁会など複数の指定暴力団が存在するが、太州会は筑豊という限定的な地域に根ざした組織として独自の立場を保っている。
歴史
炭鉱と裏社会
筑豊地域はかつて日本最大の炭鉱地帯であり、多くの労働者が集まった。炭鉱の労働争議や用心棒需要を背景に、この地域には古くから博徒・的屋の組織が根付いていた。
1950〜60年代の炭鉱閉山に伴い、失業者の増加と地域経済の衰退が進む中で、暴力団組織の活動が活発化した。
指定暴力団としての現在
暴力団対策法に基づき指定暴力団に指定されている。構成員数は他の大規模組織に比べて少ないが、地域社会への影響力は無視できない存在である。
組織の特徴
太州会は、全国展開を志向する山口組型の組織とは異なり、筑豊という特定地域に深く根を下ろした地域型組織である。炭鉱労働者のコミュニティから発展した経緯もあり、地域住民との関係が複雑に絡み合っている。
シノギ
建設業、産業廃棄物処理、飲食業などが主な資金源とされる。筑豊地域の公共事業への介入が指摘されてきた。