用語
任侠大衆文化歌謡曲股旅ヤクザ文化

演歌

/えんか/

日本の大衆歌謡の一ジャンル。任侠・股旅ものの演歌は暴力団文化と深い結びつきがあり、ヤクザ映画とともに任侠の美学を広めた。

DATE: 2024/1/1

概要

演歌(えんか)とは、日本の大衆歌謡の一ジャンル。こぶしの効いた歌唱法と哀愁漂う旋律が特徴で、義理人情・男の美学・別離の悲しみなどをテーマとする。

特に任侠演歌・股旅演歌と呼ばれるサブジャンルは暴力団文化と深い関わりを持ち、ヤクザ社会の美意識を大衆に広める役割を果たした。

任侠演歌

代表的な楽曲

任侠の世界を歌った演歌は数多く、高倉健「唐獅子牡丹」、北島三郎「兄弟仁義」「仁義」などが代表的。これらの楽曲は任侠映画の主題歌として制作され、映画とともに大ヒットした。

暴力団との接点

演歌歌手の興行には暴力団が関与するケースが多かった。地方巡業の仕切りや会場の手配にヤクザの人脈が使われ、芸能界と暴力団の癒着の一端を担っていた。

ヤクザ映画との関係

1960〜70年代の任侠映画ブームと演歌は密接に連動していた。東映任侠映画の主題歌として多くの演歌が生まれ、映画館で観客が主題歌を合唱する光景も見られた。

関連項目

  • 任侠映画 — 演歌と連動した映画ジャンル
  • 博徒 — 任侠演歌の主要なモチーフ
  • 仁義 — 演歌に繰り返し歌われるテーマ