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六神抗争

/ろくしんこうそう/

2015年の山口組分裂後に始まった六代目山口組と神戸山口組の抗争。絆會を含む三つ巴の対立は現在も継続中。

DATE: 2024/2/1

概要

六神抗争(ろくしんこうそう)とは、2015年8月の山口組分裂を発端として始まった六代目山口組神戸山口組の間の対立・抗争状態の総称。「六(六代目山口組)」と「神(神戸山口組)」の頭文字を取った呼称である。2017年に絆會がさらに分裂して以降は「三つ巴の対立」ともなっており、警察庁は現在も全国警察に警戒を継続させている。

発端

2015年8月27日、六代目山口組から神戸山口組が独立を宣言。翌月から双方関係者による威嚇・暴力事件が表面化し始めた。同年12月、警察庁は神戸山口組を指定暴力団に指定し、「特異な情勢」として全国警察に通達した。

抗争の特徴

広域化

山一抗争(1985〜1989年)が主に関西・近畿に集中したのに対し、六神抗争は全国各地の縄張りで摩擦が生じる構造となっている。両組織が全国に直系・傘下組織を持つため、各地で局地的な対立が発生する。

「静かな抗争」

双方とも警察の目が厳しい状況を認識しており、公然たる銃撃戦などは少ない。代わりに:

  • 縄張り侵害・嫌がらせ行為
  • 組員同士のトラブル・暴行事件
  • 業者・企業への圧力(どちらの傘下に入るかを迫る)

といった形態が主流となっている。

絆會の分裂による複雑化

2017年4月、神戸山口組からさらに**絆會(きずなかい)**が分裂。六代目・神戸・絆會の「三つ巴」が形成され、それぞれが互いに対立する複雑な構図となった。

主な事件

時期 事件概要
2015年末〜 兵庫・大阪を中心に双方組員の暴行・傷害事件多発
2016年〜 名古屋・関東など各地でも摩擦事案発生
2017年 絆會分裂後、三者間の複雑な対立へ発展
2018年〜 散発的な発砲事件・組事務所への攻撃

警察の対応

警察庁は「六神抗争」を戦後最大規模の暴力団対立として位置づけ、以下の措置を講じた:

現状

2020年代においても六神抗争は「終結」していない。大規模な武力衝突は抑制されているが、縄張りをめぐる緊張状態は継続。3組織の勢力はそれぞれ縮小傾向にあるものの、警察は引き続き「特異な情勢」として警戒を続けている。

関連項目