親和会
香川県高松市に本部を置く指定暴力団。四国地方における独立系暴力団として知られ、地域密着型の活動を展開してきた組織である。
概要
親和会(しんわかい)は、香川県高松市に本部を置く指定暴力団である。四国地方を主な活動拠点とし、独立系の暴力団組織として存在してきた。全国的な大規模組織と比較すると構成員数は少ないものの、地域に根差した活動を長年にわたって続けてきた団体として知られる。公安委員会により指定暴力団として認定されており、暴力団対策法に基づく各種規制の対象となっている。
歴史・由来
親和会の成立は、戦後の混乱期における四国地方の暴力団勢力の再編に遡る。香川県は瀬戸内海に面した交通の要衝であり、古くから港湾利権や興行権をめぐる勢力争いが存在した。こうした背景のもと、地元の博徒・テキヤ系の組織が統合される形で親和会が形成されたとされる。
四国地方は山口組をはじめとする本州の大規模組織からの進出圧力を受けやすい地理的条件にあるが、親和会は独立系組織としての立場を維持してきた。これは四国における地縁・血縁を重視した組織運営と、地域社会との密接な関係性に起因するとされる。
1992年の暴力団対策法(暴対法)施行以降、親和会は指定暴力団として公安委員会に指定された。これにより、組織としての活動は法的に大きく制約を受けることとなった。
特徴
親和会の特徴として、以下の点が挙げられる。
第一に、四国地方における独立系組織としての存在である。全国的には山口組や住吉会などの広域暴力団が勢力を拡大する中、親和会は特定の上部団体を持たない独立系組織として活動を続けてきた。
第二に、比較的小規模な組織構成である。構成員数は全国の指定暴力団の中でも少ない部類に入り、活動範囲も主に香川県内および四国地方に限定されている。
第三に、暴力団排除条例の強化や暴対法の度重なる改正により、近年は組織の弱体化が指摘されている。全国的な暴力団離脱支援の動きとも相まって、構成員の減少傾向が続いている。
関連用語
参考・注意事項
この記事は裏社会用語の解説を目的としており、犯罪行為を推奨・美化するものではありません。暴力団への加入や暴力団との関わりは、暴力団対策法および各都道府県の暴力団排除条例により厳しく規制されています。暴力団に関する問題でお困りの方は、最寄りの暴力追放運動推進センターや警察にご相談ください。