人物
フィクサー右翼転向政財界黒幕

田中清玄

/たなかせいげん/

元日本共産党幹部から転向し、戦後は右翼活動家・フィクサーとして活動した人物。政財界・暴力団に幅広い人脈を持ち、戦後日本の裏面史に深く関わった。

DATE: 2024/1/1

概要

田中清玄(たなかせいげん、1906年〜1993年)は、戦前に日本共産党幹部を務めたのち転向し、戦後は右翼活動家・実業家・フィクサーとして活動した人物。

政界・財界・暴力団に幅広い人脈を持ち、児玉誉士夫と並ぶ戦後日本の黒幕的存在として知られる。

経歴

共産党時代

北海道出身。東京帝国大学在学中に日本共産党に入党し、1929年には党の最高指導者(委員長格)にまで上り詰めた。しかし1930年に逮捕され、獄中で転向(共産主義からの思想転換)した。

戦後の活動

終戦後、田中は右翼・反共の立場から政財界に接近。東南アジアでの資源開発事業などを手がけつつ、政治家・財界人・暴力団幹部との太いパイプを築いた。

安藤昇との関係

田中は安藤昇ら暴力団関係者とも交友があり、裏社会と表社会の仲介役を果たすことがあった。

児玉誉士夫との対立

同じフィクサーである児玉誉士夫とは路線の違いから対立関係にあった。田中は「反児玉」の立場を鮮明にし、両者の確執は戦後の右翼・暴力団勢力図にも影響を与えた。

関連項目