俗
風俗
トルコ風呂
/とるこぶろ/
ソープランドの旧称。1951年に東京で誕生し、1984年にトルコ政府の抗議を受けて「ソープランド」に改称された。日本の性風俗の歴史を語る上で欠かせない名称。
概要
トルコ風呂(とるこぶろ)とは、現在のソープランドの旧称。女性従業員が個室で客の体を洗い、性的サービスを提供する風俗店の業態で、1951年に東京で誕生した。
1984年、在日トルコ人留学生の陳情とトルコ共和国大使館の正式な抗議を受けて業界団体が改称を決定し、公募により「ソープランド」という名称が採用された。
歴史
誕生(1951年)
1951年、東京・銀座に「東京温泉」が開業。蒸し風呂(スチームバス)の形式で女性従業員が客の体を洗うサービスを提供し、これが「トルコ風呂」の原型となった。
その後、性的サービスを提供する店舗が「トルコ風呂」の名称で全国に広まった。1958年の売春防止法施行後、旧赤線地帯の業者が「トルコ風呂」に転業するケースも多かった。
全盛期
1960年代から80年代にかけて、全国の繁華街にトルコ風呂が林立。吉原、川崎・堀之内、中洲などに大規模な密集地帯が形成された。
改称(1984年)
トルコ共和国は自国の名称が性風俗店に使われていることに強い不快感を示していた。1984年、在日トルコ人留学生らの陳情とトルコ大使館の正式な抗議を受け、業界団体が改称を決定。
一般公募により「ソープランド」という新名称が選ばれ、以後この呼称が定着した。
暴力団との関係
トルコ風呂の経営には暴力団が深く関与していた。店舗の実質的な経営、従業員の管理、みかじめ料の徴収など、風俗業と暴力団の癒着の典型的なケースであった。