語
用語
花代
/はなだい/
ヤクザ社会における祝儀・御花料。冠婚葬祭や盃事、出所祝いなどの際に渡される金銭的な付き合い。
概要
花代(はなだい)とは、ヤクザ社会における祝儀・不祝儀などの金銭的な付き合いを指す。「花」は祝い事を意味し、「花代」は「お花料」とも呼ばれる。冠婚葬祭、盃事、出所祝い、開業祝いなど、さまざまな場面で花代のやり取りが行われる。
花代が必要な場面
- 盃事 — 親分・子分の盃、兄弟盃の際の祝儀
- 葬儀 — 組関係者の葬儀における香典
- 出所祝い — 刑務所からの出所を祝う金
- 就任祝い — 組長・幹部の就任に際する祝い金
- 新年の挨拶 — 年始の付き合いとしての金銭
花代と義理
花代は単なる金銭のやり取りではなく、義理を果たすための重要な行為である。花代を出さない、あるいは相場より少ない額を出すことは「義理欠け」とみなされ、関係の悪化を招く。
逆に、分不相応に高額な花代を出すことも「何か裏がある」と勘繰られるため、相場に見合った額を出すことが求められる。
花代の経済的負担
組員にとって花代は大きな経済的負担となる。付き合いが広いほど花代の出費は嵩み、シノギ(収入)の相当部分が花代に消えるケースも珍しくない。これが末端組員の経済的疲弊の一因ともなっている。