語
用語
チャカ
/ちゃか/
拳銃・銃火器を指す裏社会の隠語。「チャカチャカ」という音から派生したとされ、ヤクザや犯罪者の間で広く使われる。
概要
チャカ(ちゃか)とは、拳銃(けんじゅう)または銃火器全般を指す裏社会・犯罪者間の隠語(いんご)である。ヤクザ・暴力団の抗争や犯罪映画・ドラマで頻繁に登場する言葉で、一般にも広く知られている。
語源については「チャカチャカ」という発射音または金属の動作音が擬音語化したという説、または古い方言・外来語に由来するという諸説があるが、定説はない。
銃器に関する裏社会用語
チャカ以外にも、銃器に関する隠語が裏社会では多く存在する。
| 用語 | 意味 |
|---|---|
| チャカ | 拳銃・銃火器全般 |
| チャカを抜く | 拳銃を取り出す |
| チャカる | 銃で撃つ |
| ぶっ放す | 発砲する |
| タマ | 弾丸(銃弾) |
| タマを込める | 弾を装填する |
| ヒート | 銃撃(英語 heat から) |
日本における銃器規制
日本は世界でも最も厳しい銃器規制を持つ国の一つであり、一般市民が拳銃を所持することは銃刀法(銃砲刀剣類所持等取締法)により原則として禁止されている。
規制の概要
暴力団の銃器密輸ルート
銃が国内で入手困難なため、暴力団は主に以下のルートで銃器を密輸・調達してきた:
| ルート | 内容 |
|---|---|
| フィリピン・パキスタンルート | 密輸業者経由での拳銃・弾薬の持ち込み |
| 中国ルート | 中国系犯罪組織を経由した調達 |
| 国内転売 | 盗難・押収漏れの銃器の流通 |
| 模造・改造 | ガスガン等を改造した「不正改造銃」 |
抗争での使用
ヤクザの抗争では、かつては「出入り」において日本刀・匕首(あいくち)などの刃物が主に使われていたが、戦後には拳銃が主流となった。
「チャカ撃ち」(銃撃による攻撃)は、組の「鉄砲玉」(てっぽうだま)と呼ばれる実行役が担当する。
摘発統計
警察庁の統計によれば、暴力団絡みの銃器事件は1990年代をピークに、暴排条例や捜査強化により徐々に減少傾向にある。しかし密輸・不正流通は根絶されていない。