罪
犯罪
裏カジノ
/うらかじの/
無許可で運営される違法賭博施設。ホテルやマンションの一室などに開設され、バカラ・ルーレットなどカジノゲームを提供する。
概要
裏カジノ(うらかじの)とは、公的な許可なく違法に運営されるカジノ施設のことである。「ノミ屋」「違法カジノ」とも呼ばれ、ホテルの一室・マンション・地下施設などに開設される。
日本では公営ギャンブル(競馬・競艇・宝くじなど)以外の賭博は刑法で禁止されているが、裏カジノは摘発をくぐり抜けながら全国の大都市に存在してきた。
実態
開催場所
| 場所 | 特徴 |
|---|---|
| ホテルのVIPルーム | 高級感を演出、摘発リスクを下げる |
| マンションの一室 | 住宅街に偽装、発見されにくい |
| 会員制クラブ | 会員制を装い摘発を回避 |
| 地下施設 | 出入りが限られた隠れた場所 |
提供ゲーム
- バカラ: 裏カジノで最も人気の高いカードゲーム。シンプルで高レート
- ルーレット: 西洋式カジノゲーム
- ブラックジャック: カードゲーム
- 麻雀: 日本式の賭け麻雀
一晩の賭け金
上位の裏カジノでは一晩に数千万〜数億円が動くケースもあり、芸能人・スポーツ選手・経営者などが客として訪れる例も報告されている。
運営主体
半グレの主要シノギ
近年の裏カジノは半グレ系組織が主な運営主体となっているケースが多い。暴対法・暴排条例の規制を受けない半グレが、ヤクザに代わって違法カジノビジネスを展開している。
ヤクザとの関係
従来はヤクザが「場所代」を取る形で関与していたが、規制強化後は表向きの関与を減らし、フロント企業や関連業者を通じた間接関与に移行しているとされる。
摘発事例
芸能人関与事件(2019年)
2019年、複数の芸能人が裏カジノへの関与を認める事案が相次いで発覚。当時、裏カジノの広がりと客層の多様性が改めて注目された。
歌舞伎町・六本木の摘発
東京・歌舞伎町や六本木では定期的に裏カジノの摘発が行われており、繁華街の地下深くに存在する「会員制」施設が摘発されるケースが続いている。
法的根拠
| 法律 | 内容 |
|---|---|
| 刑法185条 | 賭博罪(単純賭博):50万円以下の罰金 |
| 刑法186条 | 常習賭博・賭博場開帳:3年以下の懲役 |
| 組織犯罪処罰法 | 組織的賭博への加重処罰 |