組
組織
松葉会
/まつばかい/
東京・台東区を本拠とする関東の指定暴力団。住吉会・稲川会と並ぶ関東系独立組織で、浅草を中心とした縄張りを持つ。
概要
松葉会(まつばかい)は、東京都台東区(浅草周辺)を本拠地とする指定暴力団。関東地方における独立系暴力団のひとつで、住吉会・稲川会と同じく山口組の傘下に属さない「関東独立系」の組織として位置づけられる。浅草・台東区を中心に東京東部の一部を縄張りとしてきた。
歴史
戦後の結成と初代結成の経緯
戦後の混乱期、東京・浅草を舞台に組織が形成された。前身の関連組織を経て、1953年(昭和28年)3月に藤田右一郎らが松葉会を結成。露店・興行・博打を仕切る集団として勢力を築き、地域の歓楽街とともに組織を発展させた。
組織の発展
高度経済成長期以降、浅草・上野・台東区一帯を拠点として安定した勢力を維持。建設業・不動産・風俗業へのシノギ(資金獲得活動)を拡大した。
組織規模
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 本部 | 東京都台東区 |
| 地盤 | 東京都東部(浅草・台東・荒川など) |
| 推定構成員 | 500〜700人規模 |
関東独立系としての立場
山口組が全国展開を進めた際も、松葉会は独立を堅持した。住吉会・稲川会とともに「関東三団体(かんとうさんだんたい)」に数えられることもある。山口組との間では一定の紳士協定(縄張り不可侵)が維持されてきたとされるが、構成員レベルでの摩擦は散発する。
主なシノギ
暴排条例の影響
2010年代以降の暴力団排除条例強化により、松葉会も組員の銀行口座・携帯電話・賃貸契約などが制限され、資金調達が困難になっている。組員数は漸減傾向にある。